２０２１年３月に良品計画の株を１００株購入しました。
（良品計画とは、無印良品を企画開発・製造・販売する会社です。）
実はこのタイミング、最悪だったのです。
購入して間もなく、株価は急降下。
その後また持ち直し、株主優待制度も始まります。
そんな私の良品計画株主としての変遷をまとめてみました。
良品計画の株の購入を検討されている方はもちろん、無印良品が好きで優待制度に興味のあるという方にもぜひ参考になったら嬉しいです。
良品計画の現在の株価は？２０２１年に購入して、どのくらい上がった？
２０２１年３月１９日、単価２，７４９．６円。
この良品計画の株を１００株、購入しました。
そして現在、２０２５年５月２９日。
前日の終値で５，３８４円。
利益を計算すると、
５，３８４円 ― ２，７４９円 ＝ ２，６３５円 （１株当たりの利益）
２，６３５円 × １００株 ＝ ２６３，５００円 （１００株分の利益）
昨日もし利確（利益確定売り）していたら、このくらいの利益になっていた、ということですね。
でもまだ利益していないので、この利益は確定ではありません。
株価は常に動いています。まさに今、暴落するかもしれない。
実際、この株を買った後、すぐに大きく値下がりしました。
まさかの大暴落。なにがあった？株価の推移
２０２１年３月１９日に２,７００円を超えていたのが、４月末には２４００円に。
うそ…もうすぐ３，０００円の大台に乗るだろうと期待していたのに。目論見は大外れ。
この急落の背景にはなにがあったのか？
「ウイグル問題」です。
無印良品の衣服は、ウイグル自治区の強制労働によって生産された綿花を使って、生産しているのではないか？
世界から疑念の目を向けられ、大きなニュースになりました。
これについて良品計画は、関連農場での監査を実施し、重大な法令違反はなかった、と回答。
世界でウイグルのコットン使用を中止する流れがあったなか、引き続き取引を続ける意向を示しました。
そうした対応に厳しい目を向ける投資家も少なくなかった。
この問題が釈然としないまま、株価はさらに追い打ちをかけるように急降下していきます。
年末には、（最安値が）１，７０６円まで落ち込みました。
年が明けて２０２２年になっても下がり続け、２０２２年４月末には最安値１，１０９円を記録。
このときは１６万円近くも、自分の資産が目減りしてしまったことに。
暗い気持ちになり、それからは株価を確認するのすら、やめてしまいました。
その後も株価の停滞は続き、最安値が２千円台に届くようになったのは２０２３年末。
再び購入した価格まで戻ったのは２０２４年の７月です。
配当性向だけでなく、企業としての在り方（人権問題やＳＤＧｓ）なども重要視する。
そんな時代になってきていることを象徴するような出来事でした。
２０２５年の配当金はいくら？いつ頃もらえるの？
良品計画の配当金は年２回。
毎年２月と８月に配当金をもらう権利が確定します。
（そのときに株主でいなければいけないということですね）
直近の、２０２５年２月に確定した配当金はこちら。
１株あたり２２円。
１００株保有していると、２，２００円。
※ここに２０．３１５％の源泉所得税がかかるので、実際に入金される額は１，７５３円程度になります。
次回の配当金は２０２５年８月に確定されますが、こちらも２２円/株と予想されています。
つまり、年間で４，４００円ほどの配当金をもらえるということですね。
配当金が実際に入金される時期は、下記になります。
２月確定分は、５月
８月確定分は、１１月
２０２４年の配当は、２月/ 8月ともに1株あたり２０円でした。
前年比で２円ほどではありますが、配当も増えていますね。
配当と並んでうれしいのが、株主優待です。
良品計画の株主優待制度について（無印良品を７％オフで買える）
配当金のお知らせと一緒に郵送される株主優待カード。
無印良品でのお買い物で、このカードを提示すると７％割引になるという嬉しい特典。
もともとは５％の割引でしたが、昨年８月権利確定分から７％にアップ！
７％って大きいですよね。
実際、５％のときはあんまり使わなかったんですが…
７％になって、わたしは服などを「せっかくだから無印で買おう」と思うように。
というのもSALEタグがついた服も、さらに優待７％引きだから！
これはお得すぎて、つい買っちゃうよね。
今後、配当金とともに割引額もさらに増えていってくれたら…と淡い期待を抱いてます。
無印好きにとって「お得」というと、「無印良品週間」が浮かぶかもしれません。
優待との違いをみていきましょう。
無印良品週間に株主優待は使える？（併用は不可）
まず「無印良品週間」て？
- 全品１０％オフになる期間（一部除外あり）
- 無印メンバーのみが対象（MUJI.net メンバーに登録した人）
- 開催は不定期で、年に数回
そしてここからが本題。
無印良品週間の１０％オフ割引と、株主優待７％オフが併用できるか？
これについては否。
さすがにそんなに複数の割引は受けられませんでした。
ただし。
無印良品週間でも、無印メンバーではない人が１０％オフの適用を受けずに、優待カード（７％引き）を使うのは大丈夫。
かくいう私も無印メンバーではありません。
少し話はズレますが、セルフレジでお会計しても、優待カードが使えます。
（商品をスキャンした後、支払いの前にスタッフさんを呼ぶ必要はあります）
詳しくは公式HPをご覧ください。
割引率を比べると、やはり１０％引きの「無印良品週間」のほうが、優待カードよりお得なのは間違いなし。
じゃあわざわざ株主になって、株主優待カードをもらう意味ってあるの？
そう思った方もいるはず。
そこで、優待ならではのメリットを私なりに考えてみました。
無印良品週間にない、株主優待のメリットとは？
優待カードの強みは、ずばりココだと思う。
- 「いつでも」７％引きになる！
- いくらからでも利用できる（利用最低金額なし！）
- 割引になる範囲が広い（衣服・生活・食品・IDEEの商品が対象）
- SALEタグがついた商品は、さらに７％引き（ただし、他の割引との併用は不可）
全品１０％になる無印良品期間は、混みます！
この期間に買い物に行くと、人が多くてゆっくり見れない。
レジも長い列に並ぶ。
優待カードがあれば、そんな混雑時期を避けて、お得にゆっくり買い物ができるんです。
しかも「無印良品週間」は、不定期。
いつ１０％オフで買えるかわかりません。
今、すぐ欲しい商品がお得に買えるのは優待カードです。
さらに！「無印良品週間」は１０％オフにとどまります。
SALEタグの商品をさらに優待カードの７％オフで買えば、最終的には１０％を上回る割引率になることだってあるんです。
わざわざ株主になって優待カードをもらうメリットも多いですよね。
そんな魅力的な優待カードですが、注意点も。
株主優待カードの注意点：条件や適用除外サービスも
注意点はこちら。
- 優待カードをもらうには、１００株以上保有する必要がある
- ネットストアで使用できない
- ローソンに置かれた商品も対象外
- カードの優待期間は半年ごと。（更新されたカードが郵送されるのを管理する必要がある）
- 割引対象外のサービスあり
優待カードの対象外になる商品は？
- 月額定額サービス
- 配送料
- 各種付帯作業料（服のお直しや組み立てなど）
- 書籍
- 酒類
- 日配品
- 生鮮食品
- 店舗併設のスーパーで販売の商品
- 諸国良品
- 発券機で販売の商品
- 福缶
- ショッピングバッグ
詳しくは公式HPをご参照ください。
ネットストアでの利用ができないのはちょっと残高ですが。
最近では地方にも大型店舗が増え、店舗にも行きやすくなったように感じます。
株主優待制度を廃止する企業も多いなか、日用品が割引になる優待はとっても心強い存在。
もうすぐ新居が完成するので、収納アイテムも買い揃えたいなぁ。
「これ、買ってよかった」という激推しアイテムに出会えたら、また記事で共有したいと思います。
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